書く描くしかじか

過去の記事を読み返していました。いつものごとく、ああ恥ずかしくて稚拙な文章を書いているなあと苦しんでいました。そういう風に思うのは正常な状態だなとも思いますが。過去の文章を恥ずかしいと思えなければ文章は上手くならないだろうと思うので。

 

僕はよく絵を描く人間なのですが、過去の絵を見返し恥ずかしくなって全部消してしまいたくなるのは日常茶飯事です。絵の成長の記録をちゃんと残していたいので、衝動的に過去絵を消すのはいつも頑張って抑えています。

 

過去の絵を見返したときの苦しみは、また新たに描くことでしか癒えないなあとよく思います。絵を描いて、その絵に苦しみ、その苦しみを癒すためにまた描く。そういう繰り返しの中でしか上達は生まれないように感じます。苦しみの多い繰り返しですが、それ以上にとても楽しい。

 

きっと文章を書くのも同じなのだろうと思っています。だから過去の文章で恥をかき、苦しみ、また新たに文章を書いている。そうやって少しずつ文章を上達させて楽しみを見出せたらなと思っています。